ホンダハウスからのお知らせ

相模原・町田でリフォーム工事を考えるポイント その⑥構造強度は大切!Ⅰ

ワールドカップのベルギー戦、素晴らしい試合でしたね。

あと一歩及びませんでしたが、選手たちには大きな拍手を送るばかりです!

ゴルフの全米女子プロ選手権では、畑岡選手が準優勝!

テニスのウィンブルドン選手権も始まりました。スポーツ観戦が楽しいこの頃です。

 

さて今回は、リフォーム、リノベーションを行う時に欠かせない、構造との関わりに

ついてお話します。

 

TV番組や雑誌のリフォーム、リノベーション特集で、素敵な施工例が紹介された時に

時々、デザインは良いのだけれど、構造的に大丈夫かと心配になる施工例があります。

特に木造戸建ての建物の場合です。

 

マンションであれば、よほど古い建物、あるいは耐震偽装などしていない限り、建物全体で

構造計算をしていますので、中の間仕切り壁を無理なく解体撤去したりということも難しくはありません。

弊社のマンションでの施工事例です。まずは、施工前の様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、間仕切り壁を取り、モダン和室とした施工後の様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天井に梁と換気扇のダクトがありましたので、完全にフラットとは

なりませんでしたが、天井は高く、袖壁も無くなり、開放感、一体感が出ました。

同じお客様宅のキッチンの様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下がり壁のあるキッチンカウンターです。キッチンをあまり見せたくない場合や

流しの上に吊戸棚を設置したい場合に適した例です。

ただ、リビングダイニングとの一体感は限られます。施工後は、こうなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご希望によっては、対面式のフルフラットキッチンを入れることもできますが、

コンロ回りを見せたくなかったのと、使い勝手や手間・コストを考え、給湯器リモコンや

インターフォンなど、電気配線のある入口横の袖壁はそのまま残すことにしました。

キッチン内からの様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リビングダイニングとは程よい一体感を持たせることができ、同時に

隔てる、隠すといった機能も持たせることができました。

 

さて、今度は戸建の事例です。施工後の様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ、先程みたような感じですね、、、。 上のマンションの事例と見た目は似ています。

天井まで開口をし、リビングダイニングとの一体感を出しました。

しかし、構造的な意味合いが、大きく違います!

 

実は、先程のマンションは理由があって、袖壁を残しましたが、

壁を取っても構造強度には問題がありませんでした。

 

しかし、こちらの木造の住まいの場合、コンロの前の袖壁、そして、キッチン入口の

両側の壁は筋違いの入った耐力壁(たいりょくかべ)だったのです。

上階や建物全体を支える、構造的に重要な壁です。

 

お客様からは初め、一体感や開放感を出したい、壁を全部取りたいとのご要望がありました。

しかし、構造強度に関わるご説明をしたところ、ぜひ耐力壁は残してほしいとご納得頂きました。

デザインや居心地にはこだわりたいけれど、住まいを構造的に弱くしたくないとの思いが

伝わってきました。施工後は、大変喜んで頂き、私共も嬉しい限りでした。

 

リフォームやリノベーションで、素敵な住まいを実現したい!という大切な思い。

そして、同時に家族を守る住まいの構造強度を確保することもとても重要です。

両方ともじっくりとご検討して頂ければ、より良いお住まいになるかと思います。

よろしければ、ご一緒に考えてみませんか?

 

【「相模原・町田でリフォーム工事を考えるポイント」バックナンバー】

 ①玄関リフォーム工事編  http://www.hondahouse.co.jp/job_blog/3946/

 ②便器取替え工事編    http://www.hondahouse.co.jp/job_blog/3959/

 ③自然素材リフォームⅠ  http://www.hondahouse.co.jp/job_blog/3997/

  ④自然素材リフォームⅡ  http://www.hondahouse.co.jp/job_blog/4031/

 ⑤自然素材リフォームⅢ  http://www.hondahouse.co.jp/job_blog/4054/ 

 

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小山内