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相模原・町田でリフォーム工事を考えるポイント その④自然素材リフォームⅡ

今日は梅雨の晴れ間、気温が上がり、夏らしい青空が広がっています。

昨夜はワールドカップの日本対セネガルの熱戦で、寝不足の方も多いのではないでしょうか。

 

さて、「相模原・町田でリフォーム工事を考えるポイント」の第4回目。

前回の自然素材リフォームのお話しは屋外中心でしたが、今回は室内、特に床材を中心に、

事例や写真を交えて、お話し致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の写真は床を杉板無垢板張り、壁を漆喰塗とした建築例です。

杉は肌触りが優しく、冬も暖かな質感があります。

漆喰の白と杉の木目が室内を柔らかい雰囲気にしています。

 

自然素材リフォームのお話しで多いのが、ご家族の手足が触れる床や壁に無垢材を使いたいと

いうご要望です。今回は無垢床のお話しを中心にしていきます。

 

無垢材を使う場合、杉や檜(ヒノキ)、パイン(松)といった柔らかめの材を使う、

あるいはナラ(オーク)やサクラ、メープルといった硬めの材を使うという選択肢があります。

 

杉や檜といった柔らかい木は、空気層を多く含みますので、優しく、温かいといった特徴があります。

冬場に床のヒヤっとした冷たい感触が和らいだり、床に直に座ったり、寝転んだりしたくなりますね。

一方で傷がつきやすい、汚れが浸み込みやすいという特徴があります。

ロウや米ぬか、蜜蝋などの自然素材の浸透性ワックスを塗ってあげるとある程度の予防になります。

 

ナラ(オーク)やサクラ、メープルといった広葉樹に多い硬い木は、傷や汚れに比較的強いという長所が

ありますが、少し硬く、冬場は若干冷たさを感じることがあります。1階床に使用される場合は、

床下に断熱材を入れる、あるいは床暖房と併用すると良いでしょう。その場合、反りや曲がりに比較的強い

床暖房用の材をご選択ください。スリット(溝)が入っていたり、含水率を低く乾燥させているものが多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の写真は、既存フローリングに、床暖房を敷き込み、オーク(ナラ)無垢材を上張りした例です。

床暖房は輻射式(放射式)床暖房のため、吹抜けや天井高の高い開放的な空間に向いています。

上のお住まいでは、階段を開放的にし、桧の板張りとされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の写真は、やはり床暖房敷きこみの上、バーチ(カバ)の無垢床を張られた例です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

淡い薄桃色が空間を柔らかく彩っています。

ちなみに床暖房のコントローラーは既存のインターフォンの

横に設置しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木造住宅もそうですが、無垢の木材は季節ごとに気温や湿度によって、

伸び縮み、曲がりや反りが出ることがあります。

また、節があったり、色の濃淡が材によって違ったり、年に数回、

ワックスを施したりといった手間がかかることもあります。

 

それでも、自然の木材の香りや肌触り、調湿性などの魅力は変えがたいものがあります。

興味がありましたら、気軽にお声がけください。

 

次回は壁の自然素材リフォームについてお話し致します。

どうぞ、お楽しみに!

 

【「相模原・町田でリフォーム工事を考えるポイント」バックナンバー】

 ①玄関リフォーム工事編  http://www.hondahouse.co.jp/job_blog/3946/

 ②便器取替え工事編    http://www.hondahouse.co.jp/job_blog/3959/

 ③自然素材リフォームⅠ  http://www.hondahouse.co.jp/job_blog/3997/

 

小山内