雨の休日、広大な歴博をぶらぶらと
ゴールデンウィークはどこかお出掛けになりましたか?
おおむね好天に恵まれ、爽やかな日が続きました。
今回は、連休中に雨の降った、ある一日の話をします。
千葉県の実家に家族で帰郷し、さあどこに出かけようかと考えていたところ、
あいにく天気予報は雨天。雨の日でも楽しめる、千葉県佐倉市にある「歴博」に行くことにしました。
歴博(れきはく)は、「国立歴史民俗博物館」の愛称です。日本の歴史や民俗、文化について
原始・古代から現代まで全時代にわたって展示している国立博物館です。
歴博に到着しました。広大な敷地を歩き、レンガタイルの緩やかな階段を上ってエントランスへ。
延床面積約3万5千平方メートルの壮大なスケールを有する博物館です。
建築家・芦原義信氏によって設計された水平方向に広がる建物。
外壁は、象牙色の磁器質のタイルが使われています。
残念ながら、「原始・古代」コーナーはリニューアル中で見学できませんでしたが、
今日は「中世」「近世」コーナーを重点的に回ることにしました。
広い館内は、ゆっくり回ると丸一日かかってしまう程の規模です。
展示室の様子です。実物資料に加えて、精巧な模型やジオラマ、映像など、
多種多様な魅力的な展示に加えて、クイズや体験コーナーなど、子どもたちも楽しんでいる様子です。
江戸の街並みの巨大なジオラマです。日本橋、隅田川周辺の様子がリアルに再現されています。
通りを歩く人々、店内の内装や売り物まで精巧に作られています。
萱葺きの民家の模型。屋根下地の竹組みから中の小屋裏の様子までじっくりと見られます。
3時間近く館内を見学し、子どもたちもさすがに少し疲れた様子。
半円形のルーフのかかる中庭、階段を通り、館内の「レストランさくら」へ。
息子と娘は古代米を使った「古代カツカレー」を注文。ボリュームたっぷり!
ミュージアムショップをひやかして、渋滞を避けて少し早めに帰路へ。
雨はもうすっかりあがっていて、5月の爽やかな青空と樹々の緑が広がっていました。
小山内